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Vol.024 乳腺エコー検査 検査を知ろう 医療特集 - メディカルiタウン


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医療特集

Vol.024 乳腺エコー検査

NTT東日本関東病院 臨床検査部 生理担当 主任 三田村 靖子

解説:

はじめに

超音波とは、人間の耳で聞き取ることのできる音域(約20~20,000Hz)より高い周波数の音のことで、"聞くことを目的としない音"と定義されています。医用では、体内にこの超音波を発射することで、臓器や組織から反射(エコー)が返ってくる性質を利用して画像が作られます。

乳腺エコー検査

乳腺エコー検査は、体の表面に近いものや小さいものを観察するのに適した、8~12メガHzの超音波を発射するプローブという器具を身体に当てて、乳腺の中を観察して小さな腫瘤を探します。乳腺エコー検査をされる方の多くが、「健康診断や人間ドックで要精査の結果が出た」「自分でしこりに気付いた」「痛みや違和感がある」という理由です。

乳腺X線検査(マンモグラフィー)は、しこり(腫瘤)がある程度の大きさにならないと写らないことが多いのですが、乳腺エコー検査は1cm以下の腫瘤でも発見できるという大きな特長があります。ただし、小さな石灰化が苦手という欠点もあり、この点に関しては乳腺X線検査が有用とされています。

乳がん

乳腺は母乳を作る小葉と母乳を運ぶ乳管からできています(図1参照)。乳がんのほとんどは、乳管を構成する乳管上皮細胞から発生します。がん細胞が乳管内にとどまっているがんを非浸潤がん、乳管や小葉を包む膜を破り外に露出してしまうがんを浸潤がんといいます。浸潤がんの場合は、血管やリンパ節に広がり、血液やリンパ液の流れにのり、ほかの臓器へと転移していく可能性があります(図1下段参照)。

図1図1

症例紹介

写真1:良性病変(嚢胞)
写真1:良性病変(嚢胞)
写真2:浸潤がん(一番多い硬がんというタイプ)
写真2:浸潤がん(一番多い硬がんというタイプ)

おわりに

日本における乳がん検診受診率は、欧米諸国に比べ半分以下(米国81%、日本37%、2012年)と極めて低いのが現状です。罹患率は40歳代後半にピークがあります。

乳がんは早期発見、早期治療により、再発、転移、生存率が大きく変わります。早期発見のために、乳がん検診を是非受診しましょう。

本文は、NTT東日本関東病院 広報誌「もしもし」2014年3-4月号に掲載された記事を転載しています。

情報提供元 : (C)NTT東日本関東病院
掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。

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