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Vol.019 ますます高速化するCT検査 検査を知ろう 医療特集 - メディカルiタウン


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医療特集

Vol.019 ますます高速化するCT検査

NTT東日本関東病院 放射線部 医療技術主任 福地 達夫

解説:

CTとは

X線写真は撮影部位を一枚の平面画像として表現するのに対して、CT検査では輪切り像として見ることができるため、X線写真では重なって見える部分も識別することができます。約40年前にCTが医療で利用されるようになり、当時は1断面を撮影するのに5分程かかり、25年前でも脳全体のCT検査に数分間を要しました。それが、現在では20秒ほどの呼吸停止下で、胸部から骨盤の範囲を1ミリメートルの断面像として数百枚得ることができます。

CTの原理

CT装置は、図1のように人体を中心としてX線管とX線検出器を対向に配置し、X線を出しながらX線管とX線検出器を回転させます。人体を透過したX線は検出器で受け止められ、1回転分のデータから身体内部組織のX線吸収値を計算します。組織のX線吸収の差が大きければはっきりとわかりますが、わかりにくいところを更に詳しく見たい場合にはコントラストをつけるため、ヨード造影剤を使用します。造影剤は通常、腕の静脈から注射します。造影剤による病変のコントラストや染まり方で病気の種類を見分けることが可能となります。

図1図1

当院のCT

当院には目的別に5台のCT装置があります。どのCT装置もX線管を回転させながら寝台を移動させる『ヘリカルCT』と呼ばれるものです。昨年度新しく入った装置では1回転で最大16センチメートルの範囲を320枚の画像として撮影することができます。広い範囲を1回転で薄く撮影することにより脳血管や心臓の冠動脈を今まで以上に滑らかに撮影することができるようになりました。

冠動脈のCT検査では心拍数にもよりますが、わずか0.35秒で撮影することができます。撮影後に心臓がもっとも静止している断面から図2のような3D画像を得ることができます。

図2図2

最後に、CTは大変有用な情報を与えてくれるものですが、その被曝線量はX線写真と比較すると数十倍以上と多いことも事実です。年に数回の検査では、健康に影響を及ぼす可能性は低いですが、放射線検査で得られる利益が被曝というリスクを上回っていることが重要となりますので、医師と相談をして検査をお受け下さい。また、ご心配な方は放射線部スタッフにご相談下さい。

本文は、NTT東日本関東病院 広報誌「もしもし」2013年5-6月号に掲載された記事を転載しています。

情報提供元 : (C)NTT東日本関東病院
掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。

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