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Vol.016 MRIとは 検査を知ろう 医療特集 - メディカルiタウン


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医療特集

Vol.016 MRIとは

NTT東日本関東病院 放射線部 医療技術主任 芳澤 康徳

解説:

MRIは、核磁気共鳴画像Magnetic Resonance Imagingの略であり、単にMRとも呼ばれています。MRI装置が医療の現場で本格的に活用され始めたのは、今から30年ほど前、当院では1990年に導入されました。

MRIの原理は、高い磁場環境に置かれた水素原子が、特定の周波数の電波を共鳴吸収することで効率よくエネルギーを受け取る性質と、このエネルギーを電波として放出する性質を利用するもので、強力で均一な磁場(主に超電導磁石を利用)とコンピュータにより緻密に制御された電波を送・受信する特殊なアンテナ、得られた電波信号から画像を構築する高精度の画像処理システムなどで構成されています。

MRI検査で分かること

MRIは水素原子を多く含む水分子豊富な筋肉や臓器などを対象に、放射線を利用することなく、あらゆる方向の断層画像を得ることが可能です。超急性期脳梗塞の診断、関節の炎症や椎間板ヘルニア、血管の異常、腫瘍の検出やその良性・悪性の鑑別など、全身を対象とした有用な情報を提供しています。

検査を受ける前に

検査は、全身を緻密に制御された磁場環境におく必要があるため、直径60cm程度のトンネルの中で行われます。狭い場所が苦手な場合は、検査予約の際に担当医師にご相談ください。また、磁場強度を高速に切りかえる際の電磁石の振動により、騒音が発生します。当院では耳栓をご用意しております。

先に記したように、水素原子からの微弱な電波を捉える必要があるため、撮影には時間を要し、動きによる影響を非常に受けやすい検査です。また、診断に必要なデータを得るために設定値を複雑に調整し、一度の検査で複数回の撮影を行なっているために、検査には20分程度の時間を要します。

また、通常体験することのない強い磁場環境による強力な吸引力のため、鉄に代表される強磁性体を検査室に持ち込むことは大変危険です。その他、金属成分を含む物の一部には、検査中に発熱し、やけどの原因となる物もあります。過去の治療で体内に埋め込まれた人工関節やステントなどの一部にはMRI検査が受けられないものもあります。

これらの危険因子を排除し安全を確保するために、検査前の問診と検査着への着替えをお願いしています。また、靴底に付着した砂に含まれる砂鉄は装置性能に悪影響を及ぼします。このような理由からスリッパへの履き替えもお願いしております。

MRI
MRI

本文は、NTT東日本関東病院 広報誌「もしもし」2012年11-12月号に掲載された記事を転載しています。

情報提供元 : (C)NTT東日本関東病院
掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。

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