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Vol.013 血管検査室 検査を知ろう 医療特集 - メディカルiタウン


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医療特集

Vol.013 血管検査室

NTT東日本関東病院 放射線部 特別医療技術主任 塚本 篤子

解説:

血管撮影とは

血管撮影(Angiography)は、大腿動脈(足の付け根部分)、橈骨動脈(手首部分)、上腕動脈(肘部分)等より、カテーテルと呼ばれる細い管を血管に通して、観察したい(治療したい)血管まで進め、造影剤と呼ばれるX線で見える薬を注入しその血管を撮影します。血管撮影でわかるのは、血管の情報です。血管が細くなっている(狭心症や一過性の脳虚血等)、血管が太くなっている(腹部動脈瘤、腫瘍の栄養血管等)、血管が詰まっている(心筋梗塞や脳梗塞等)、異常な血管や瘤状の突起(動静脈奇形やもやもや病、動脈瘤等)、腫瘍の染まり(肝細胞がん、髄膜腫等)、流速の異常(動静脈ろう、狭窄した血管等)等です。最近は、CTやMR、超音波検査等で、診断できるものが多くなっています。そのため、診断のための血管撮影にとどまらず、透視を使用し治療することも多くなっています。心臓の筋肉に栄養を供給する冠動脈の狭窄や閉塞に対して風船(バルーン)で広げたりステントで血管の補強を行うPCI(Percutaneous Coronary Intervention:経皮的冠動脈インターベンション)や、頭部の動脈瘤に柔らかいコイルを詰めて、動脈瘤に血液がいかないようにして動脈瘤の破裂を抑えたり、頚部血管の狭窄にステントを留置し血流を保ったり等の治療法があります。また、腫瘍を栄養としている血管から、腫瘍に抗がん剤を選択的に流し塞栓(ふたをする)したり、外傷性等の出血に、出血している血管にカテーテルを進めてその部分を塞栓し止血したりできます。

関東病院には、血管撮影の装置が3台あります。2011年の3月に新しくなった主に心臓の疾患(2011年心臓カテーテル検査約800件、そのうちPCI約300件)に使用している装置、2012年3月に新しくなった、口径の大きなFPD(フラットパネルディテクタ:受像器)で、主に頭部血管撮影(約200件)、下肢の血管撮影(約50件)等に使用されている装置、2000年12月から使用しているCTを併設し、肝細胞がんの診断、治療(約110件)に有効に利用されている装置の3台です。CTを使用し、腫瘍の診断のための生検や脊椎の圧迫骨折の治療である椎体形成術(PVP:約20件)等透視と組み合わせ、正確に安全に行っています。

写真1
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本文は、NTT東日本関東病院 広報誌「もしもし」2012年5-6月号に掲載された記事を転載しています。

情報提供元 : (C)NTT東日本関東病院
掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。

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