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Vol.012 内視鏡検査とは 検査を知ろう 医療特集 - メディカルiタウン


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医療特集

Vol.012 内視鏡検査とは

NTT東日本関東病院 病理診断部 臨床検査技師 野口 裕喜子

解説:

内視鏡検査とは

内視鏡検査とは、先端にビデオカメラが装填されている屈曲が自由な柔らかい管(ファイバー)を使用し、口から声帯を介して食道、胃、十二指腸の内腔や肛門からは大腸を観察する検査です。

検査の目的

内視鏡検査の目的は、貧血や腹痛の原因を調べるため、食道・胃・十二指腸に発生した潰瘍、炎症、腫瘍、ポリープなど内腔面をおおう粘膜の変化を見つけ、その粘膜の一部をつまみ取り(生検)、その粘膜を顕微鏡により観察し、粘膜を構成する細胞の性格が良いか(良性)、悪いか(悪性=がん)を診断することが主な目的です。すなわち微少ながんを早期に発見することができる検査です。

検査の方法

ここで生検された検体は病理検査室にて検査されます。当院では検体取り違いなどを起こさないために工夫しており、その方法を紹介します。

内視鏡検査室で採取された検体は、

  • (1)ろ紙に付着させ、専用の検査容器(カセット)に入れ、すぐに患者氏名と検体個数を記入します。(写真1)
  • 写真1
    写真1
  • (2)透明な蓋でカセットを閉め、検体がきちんと入っているか確認し、シャーレの蓋を閉めて乾燥を防ぎます。
  • (3)カセットと病理検査申込書および検体ラベルをセットにし、チェック(この際2名のスタッフにて確認)します。
  • (4)確認後、組織の構築を保つためにカセットをホルマリン溶液に浸し固定します。
  • (5)その後カセットは、病理検査室でバーコードリーダーにて照合し、標本が作成され主治医とは別の専門医によって診断されます。その専門医のことを『病理医』と言います。

このように、標本になる直前まで一度もカセットの蓋は開けることなく取り扱われます。

どんなときに生検をするのか?

食道炎、食道潰瘍、食道がん、胃炎、胃潰瘍、胃がん、十二指腸潰瘍などで生検します。

胃がん(写真2)では盛り上がりのできる隆起型と、くぼみのできる陥凹型とがあり、内視鏡で観察することである程度の診断はつきますが、確定診断は生検によって下されます。

写真2
正常胃粘膜組織
正常胃粘膜組織
胃がん組織
胃がん組織

慢性胃炎ではヘリコバクター・ピロリ菌が見られることもあります。

本文は、NTT東日本関東病院 広報誌「もしもし」2012年3-4月号に掲載された記事を転載しています。

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情報提供元 : (C)NTT東日本関東病院
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