ページ内を移動するためのリンクです

Vol.010 人間ドック時の胸部CT検査・内臓脂肪CT検査(FATスキャン) 検査を知ろう 医療特集 - メディカルiタウン


ここから本文です

医療特集

Vol.010 人間ドック時の胸部CT検査・内臓脂肪CT検査(FATスキャン)

NTT東日本関東病院 放射線部 医療技術主任 小林 理香

解説:

全国的に増加傾向にある肺がんは日本人のがん死亡率1位であり、近年、早期発見の為のCTによる肺がん検診が注目されています。当院の予防医学センタでは年間約15,000名のドック検診を行っており、40歳以上の方を対象にCT検査と内臓脂肪CT検査(FATスキャン)を同時に行っております。

胸部CT検査とは

肺がんCT画像

肺がんCT画像

予防医学センタではマルチスライスCTを用いて検査を行います。マルチスライスCTでは1度に複数枚の断層画像を撮影することが可能になりました。このことにより10数秒程度の呼吸停止で肺全体をスキャンすることができ、従来の胸部X線写真とは異なり心臓や鎖骨との重なりがないため非常に小さな早期がんを見つけることができます。また、検診では自覚症状のない健康な方を撮影する為、通常の臨床よりも被曝線量に対する検討も行われ、診断に支障のない範囲でできるだけ低線量で撮影を行っています。当センタでの胸部CT検査は一般的なCT撮影の被ばく線量に対して約3分の1程度の線量に抑えております。

内臓脂肪CT検査(FATスキャン)とは

近年、糖尿病などの生活習慣が原因による生活習慣病患者が増加し、特にお腹のまわりに内臓脂肪が蓄積した内臓脂肪型肥満(腹囲が男性85cm以上、女性90cm以上)が原因であることが分かってきました。この内臓脂肪型肥満に加えて高血糖、高血圧、脂質異常のうちいずれか2つ以上をあわせもった状態をメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)といい、動脈硬化が進みやすく心筋梗塞・狭心症・脳卒中(脳梗塞など)引き起こす危険性が高くなります。内臓脂肪CT検査(FATスキャン)は内臓脂肪が蓄積しているかを、おへその位置で1枚撮影し、その画像データを解析することにより体内脂肪量、皮下脂肪量を測定することができます。内臓脂肪面積が100㎠以上であれば内臓脂肪型肥満です。

メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の診断基準

ウエスト周囲径

男性 ≧ 85㎝ ・ 女性 ≧ 90㎝
(内臓脂肪面積は男女ともに ≧ 100㎠)

上記に加え、以下の2項目以上

中性脂肪 ≧ 150mg/dL かつ/または
HDLコレステロール < 40mg/dL

収縮期血圧 ≧ 130mmHg かつ/または
拡張期血 ≧ 85mmHg

空腹時血糖値 ≧ 110mg/dL

ファットスキャン画像
ファットスキャン画像

本文は、NTT東日本関東病院 広報誌「もしもし」2011年11-12月号に掲載された記事を転載しています。

情報提供元 : (C)NTT東日本関東病院
掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。

指定場所から病院を探す

気になる症状があるときは、早めの受診をおすすめします。自宅近くや通勤途中の駅など、通いやすい場所から専門の医療機関を探してみましょう。

病院検索では、全ての診療科目一覧から探すことができます。

iタウンページで医療機関を探す

×
検索履歴(場所):

ここからフッター情報です

iタウンページ&タウンページコンテンツ
iタウンページコンテンツ

ページはここまでです

ページの先頭へ戻ります