腹部超音波検査とは
超音波検査とは、人間の可聴域(20~20000Hz)を超える音波を用い、体表面からは見ることのできない臓器の解剖学的構造や組織性状、動きや血行動態を評価するものであり、X線検査やCT検査など他の画像診断と比べて簡便で非侵襲的に行えるのが特徴です。と、難しく書くとそうなりますが、簡単に言えば超音波を使用し、内臓の状態を観察する検査です。今回は、その中でお腹の超音波検査についてお話します。当院では上腹部(肝臓、膵臓、胆嚢、腎臓、脾臓、腹腔内リンパ節)、下腹部(前立腺、子宮、膀胱)の検査をしています。