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Vol.007 アイソトープ検査 検査を知ろう 医療特集 - メディカルiタウン


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医療特集

Vol.007 アイソトープ検査

NTT東日本関東病院 放射線部 医療技術主任 秋田 文英

解説:

アイソトープ検査とは?

X線での検査は体の外側からX線を当て、体を通り抜けた時のその透過度の差で画像を作り臓器の位置、形、大きさ等の形体画像を得る検査に対し、アイソトープ検査はRI(アールアイ)検査、核医学検査とも呼ばれ、体内の組織・臓器より放射線を放出させ、その放射線の分布・集積状態を収集することで、その臓器・組織の機能や働きを画像にする検査です。

どうやって体内から放射線を出させるかと言うと、特定の臓器や組織に特に親和性を持ったクスリに、目印として放射性物質(以下RI)を付けたクスリを投与するとその臓器・組織に集まり、クスリにはRIが付いている(以下放射性医薬品)ので放射線を放出します。この放射線はエックス線と似たガンマ線と言う放射線です。このガンマ線を専用のガンマカメラで撮影(ガンマ線を収集)することで、その臓器・組織でのクスリの分布・集積状態、時間的変化の画像データが得られ、形・大きさだけでなく、その機能や働きが分かるのです。

検査は放射性医薬品の投与から始まります。殆どの検査は静脈注射で行いますが、カプセルを飲んだり、ガスを吸い込む事もあります。検査自体は金属類を身に付けていない状態で、専用の寝台に仰向けで寝ていただきます。カメラを検査部位にできるだけ近づけて撮影するため、閉所恐怖症の患者さんには難しいこともありますが検査中には体を動かさないでください。検査時間は検査によりますが、おおむね20分から1時間弱かかります。検査の開始時間も放射性医薬品を投与してすぐ始まるものばかりでは無く、30分後~4時間後に始まったり、翌日、翌々日、数日後に始まる検査もあります。又、時間をおいて何度か撮影する検査もあります。

放射性医薬品は放射線を放出しながら時間経過とともに放射線を放出する能力を失っていきます(RIの量が半分になる時間を半減期と言う)。検査の種類によって放射性医薬品も違いますから常時用意してあるものでは無く、検査日当日に必要な種類、数量の放射性医薬品が到着するように注文しています。検査予約日に来られない時には、早めに受診科へ連絡してください。検査の中には事前に体の準備が必要なこともあります。予約時にその検査の説明用紙を渡しますのでよく読んでください。また主治医からの説明・指示は守ってください。

放射線とか核と聞くと危険・怖い、ましてこの検査は放射性医薬品を体内に入れるというので被曝や副作用を心配するかもしれません。しかし安心してください、使用されるRIは、半減期が短く短日時で放射能がほとんど消失するものが選ばれ、投与量も極めて微量で被曝線量はおよそ0.3~10ミリシーベルトです(胸部X線検査0.06ミリシーベルト、胃X線検査4ミリシーベルト、CT検査5~15ミリシーベルト)。副作用として報告はありますが10万人に2~3人の割合で、緊張や不安での血管迷走神経反応に因るもので重篤なものは有りません。心配はいりません安全な検査なのです。

骨シンチグラフィ
骨シンチグラフィ

本文は、NTT東日本関東病院 広報誌「もしもし」2011年5-6月号に掲載された記事を転載しています。

情報提供元 : (C)NTT東日本関東病院
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