ページ内を移動するためのリンクです

Vol.002 脳波検査(Electro-encephalogram) 検査を知ろう 医療特集 - メディカルiタウン


ここから本文です

医療特集

Vol.002 脳波検査(Electro-encephalogram)

NTT東日本関東病院 臨床検査部 医療技術主任 本多 貞子

解説:

検査の歴史

脳波検査は大変古くからある検査で、1895年イギリスで初めて生きている動物の脳から電気活動が記録され、それから約30年後の1924年にドイツで人の脳波が記録されました。

わが日本では、それからさらに10年後の1934年に初めて記録されました。1951年には国産第1号の脳波計が作られ、(そのころはもちろんアナログでしたが)最近はデジタル化、多チャンネル化が進んでいます。

脳波検査とは?

脳は私たち生命活動のために、一生懸命働いていますが、その際、脳の神経細胞がごくわずかな電気信号を出しています。この小さな電気活動を捉えて波形として記録したものが脳波です。主にてんかん、頭部外傷、脳血管障害、脳腫瘍(しゅよう)、頭蓋(ずがい)内感染症、意識障害、脳死判定の検査に用います。患者さんへの痛みが少なく、赤ちゃんからお年寄りまで簡単にできる有用な検査法です(ちなみに、心臓の電気活動を見るのが心電図検査で、筋肉や末梢神経の電気活動を見るのが筋電図検査です)。

図1 正常脳波
図1 正常脳波
図2 てんかん脳波
図2 てんかん脳波

頭にたくさんの電極を取り付けるため、ピリピリと電気を感じるのではと心配なさる方がいらっしゃいますが、皆さんの脳の電気活動を拾うためで、こちらから電気刺激を与える検査ではありませんから安心してください。

実際にどのような検査かといいますと、シ-ルド・ル-ムという電気的に隔離された部屋で行います。頭に約20個の電極をつけて、ベッドに仰向けに寝ていただきます。安静の状態で、目を開けたとき、閉じたときの変化や深呼吸をしたとき、光や音の刺激を与えたときの脳波を調べていきます。また、睡眠中の脳波も記録します(眠れなくても問題はありません)。検査時間は準備を含めておよそ1時間です。この脳波検査の結果報告には、最大で1週間程度時間がかかりますのでご了承ください(緊急の場合は、担当医と連絡を取りますのでご安心ください)。

以上、簡単ですが、患者さんの疑問や検査前の不安感の解消の一助になれば幸いです。

本文は、NTT東日本関東病院 広報誌「もしもし」2010年7-8月号に掲載された記事を転載しています。

情報提供元 : (C)NTT東日本関東病院
掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。

指定場所から病院を探す

気になる症状があるときは、早めの受診をおすすめします。自宅近くや通勤途中の駅など、通いやすい場所から専門の医療機関を探してみましょう。

病院検索では、全ての診療科目一覧から探すことができます。

iタウンページで医療機関を探す

×
検索履歴(場所):

ここからフッター情報です

iタウンページ&タウンページコンテンツ
iタウンページコンテンツ

ページはここまでです

ページの先頭へ戻ります