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Vol.001 CTを用いた検査 検査を知ろう 医療特集 - メディカルiタウン


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医療特集

Vol.001 CTを用いた検査

NTT東日本関東病院 放射線部 医療技術主任 福地 達夫

解説:

CTとは

CTとは、 Computed Tomographyの略称でコンピュータを用いた断層撮影という意味です。コンピュータを用いた断面像を得る検査には、磁力を利用したMRIやアイソトープを注射する単一光子断層撮影(SPECT)、ポジトロン断層撮影(PET) もありますが、一般的にCTといった場合、X線を用いたX線CTのことを指します。

X線CTの初めての商品化は、1973年に英国EMI社のハンスフィールドの開発によりもたらされましたが、1スキャンに4分もかかり、動きの少ない頭部専用のものでした。当時のEMI社にはビートルズが在籍しており、そのレコード販売による多額の収益が研究を後押ししたそうです。その後のCTの進歩はすさまじく、現在では1回の息止めで全身を撮影することも可能となりました。

ちなみに、全身を撮影できるCTの国内第一号機は当院に設置されました。

CTで分かること

CTは体の横断像(輪切り)を撮影することができます。骨や臓器などによってX線の透過度が異なり、その透過度の違いが画像濃度として白黒で表示されます。 実際 のCTではレントゲン写真と同じようにX線の通りにくい骨は白く、通りやすい肺などは黒く表示されます。

また、CT検査では造影剤を使用する場合があります。CTで使う造影剤はヨード造影剤(ヨードは海藻などにも含まれています)というもので、静脈注射により行われます。造影剤は体内に入り、微細な血管構造や腫瘍(しゅよう)をはっきりと描出させることができます。機種によっても異なりますが、当院では0.5mmのスライス厚で撮影し、その画像を数百枚積み重ねることで、血管構造などをあらゆる方向から観察可能としています。

図1 脳の輪切りの画像
図1 脳の輪切りの画像
図2 腹部血管の3D画像 X線の透過度に対して、色をつけて表示した画像
図2 腹部血管の3D画像
(X線の透過度に対して、色をつけて表示した画像)

最後に

CTの被ばく線量は、胸部のレントゲンと比較すると、おおよそ数百倍の値です。放射線部では、できるだけ少ない被ばくで検査を行えるように努めておりますので、CT検査の必要性を理解していただき、安心して検査をお受けください。

本文は、NTT東日本関東病院 広報誌「もしもし」2010年5-6月号に掲載された記事を転載しています。

情報提供元 : (C)NTT東日本関東病院
掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。

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