ページ内を移動するためのリンクです

Vol.064 女性のための集団認知行動療法 お医者さんに相談 医療特集 - メディカルiタウン


ここから本文です

医療特集

Vol.064 女性のための集団認知行動療法

更新日:2017/04/03

NTT東日本関東病院 精神神経科 看護師 岡田 佳詠

回答:

患者女性のための集団認知行動療法って?

看護師

認知行動療法とはうつ病などのこころの病気に効果のある精神療法で、当院精神神経科では複数の集団で行っています。女性うつ病患者さん向けの集団認知行動療法は、うつ病などの気分障害でお仕事をされていない方(主婦や子育て中のお母さん、介護されている方、学生さん)が主に参加されます。

患者女性だけに限定するのは?

看護師

女性は身近な人、例えば、夫や両親、子どもなどとの関係で悩んでいる方がたくさんいます。それが病気の症状を悪化させる要因にもなります。また日本では、家事や子育て、介護などを担うのは女性がほとんどで、周囲からも孤立しやすい環境に置かれています。女性同士の集団では、このような体験を共有しやすいのです。

患者集団で行うことの良さって?

看護師

うつ病などのこころの病気を抱えていると、つい悪い方に考え、自分はひとりぼっちだ、他の人にわかってもらえない、と思ってしまいます。しかし、集団認知行動療法に参加すると、同じ病気を抱えた人と出会い、悩みを分かち合え、いろんな考え方に触れ、視野が広がります。またさまざまな解決策があることもわかり、問題解決につながりやすくなります。これまでの参加者も、「わかってくれる人がいて安心した」「考えが広がった」「自分だけでは思いつかない解決策があるとわかった」と言っています。これが集団で行う良さだと思います。

患者プログラムの期間や回数、時間、内容は?

看護師

約2カ月間で、週に1回、90分間です。プログラムは計8回で構成されています。初回は、ご自身の普段の生活のなかで体験していることを整理します。ある出来事(状況)が起こったとき、それをどう受けとめたか(認知)、それによってどんな気分になり、何をしたのか(行動)、身体の状態はどうだったかを振り返ります。次の回では自分を苦しめる、バランスのよくない認知について学び、4回までは、自分の認知をバランスよく整えることで、気分を楽にする作業を行います。5回以降は、生活上で困っていることへの解決策をいろんな視点から考え、行動計画を立てて実行してみます。最後の2回は、身近な人との人間関係を振り返り、相手に自分の気持ちを上手に伝える方法も学びます。

患者参加費は?

看護師

医療保険、自立支援医療が適用されます。

本文は、NTT東日本関東病院 広報誌「もしもし」2017年3-4月号に掲載された記事を転載しています。

情報提供元 : (C)NTT東日本関東病院
掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。

指定場所から病院を探す

気になる症状があるときは、早めの受診をおすすめします。自宅近くや通勤途中の駅など、通いやすい場所から専門の医療機関を探してみましょう。

病院検索では、全ての診療科目一覧から探すことができます。

iタウンページで医療機関を探す

×
検索履歴(場所):

ここからフッター情報です

iタウンページ&タウンページコンテンツ
iタウンページコンテンツ

ページはここまでです

ページの先頭へ戻ります