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Vol.054 尿路結石について お医者さんに相談 医療特集 - メディカルiタウン


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医療特集

Vol.054 尿路結石について

NTT東日本関東病院 泌尿器科 医師 乙供 太郎

回答:

患者尿路結石とはなんですか?

医師

腎臓で作られた尿は、腎盂(腎臓のなかの尿の通路)、尿管(腎臓と膀胱の間の通路) 、膀胱( 尿が一時的にたまる袋)、尿道(膀胱から体外への通路)を通じて身体の外に排出されますが、尿路結石とはその途中にできてしまった主にカルシウムなどから作られた結晶です。腎盂や膀胱などの広い空間に結石があっても痛みなどの症状はすぐに現れませんが、尿管や尿道など細い通り道へ結石が詰まってしまうと、尿の通路がふさがれてしまうため尿が腎臓内に渋滞してしまい、背中やわき腹に激痛を生じる原因となります。

患者結石発作を起こしてしまったらどうすればよいですか?

医師

尿路に詰まった結石の大きさによっては自然に流れ出る可能性がありますし、大きければ結石を砕いて取り出すなどの治療が必要になることもありますので検査が必要です。また、結石発作と思っていたら虫垂炎(盲腸)などのほかの病気が隠れている場合もありますので、すぐに病院で受診してください。

患者どのような治療法があるのでしょうか。

医師

小さな結石では発作の時に痛み止めの坐薬を使いながら、自然に出るのを待ちます。直径1㎝を超える結石の場合は、超音波の力で体外から結石へ衝撃波を当てて結石を粉々にするESWLや、内視鏡を尿の出口の尿道から結石のある尿路まで通して、レーザーで粉々に砕いて取り出してくる手術が必要に なることがあります。

患者尿路結石ができやすい人はいますか?

医師

尿路結石は近年、生活習慣病の一つととらえられてきています。肥満、高血圧、糖尿病、高脂血症などが尿路結石のリスクとなります。また、血縁の家族内に結石を患った方がいる場合は結石ができるリスクが高いことがわかっています。

患者尿路結石の予防はどうすればよいのでしょうか?

医師

水を多く飲んで尿を薄くした方が再発を減らせることがわかっています。また、結石で最も多いのはシュウ酸カルシウム結石ですが、シュウ酸を多く含むホウレンソウ、お茶、バナナなどは減らした方がよく、逆にカルシウムはしっかり摂る方がシュウ酸カルシウム結石を予防できます。シュウ酸を摂る場合も、カルシウムと一緒に食べると身体の中への吸収を防ぐことができるので、ホウレンソウのおひたしにかつお節をかけて食べるなどの調理の工夫をすると結石の予防になります。そのほかプリン体を多く含むビールや塩分を控えた食事も有効です。

本文は、NTT東日本関東病院 広報誌「もしもし」2015年5-6月号に掲載された記事を転載しています。

情報提供元 : (C)NTT東日本関東病院
掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。

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