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Vol.049 光視症(こうししょう) お医者さんに相談 医療特集 - メディカルiタウン


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医療特集

Vol.049 光視症(こうししょう)

NTT東日本関東病院 眼科 部長 小田 仁

回答:

患者暗い所でぴかぴか光って見えるのですが大丈夫でしょうか?

医師

眼の壁の内側には光や色を感じる網膜という大事な膜があります。この網膜が刺激を受けて起こるのが光視症(こうししょう)という症状です。実際に光ってみえるので、日中よりも夜暗いところで気づきやすいという特徴があります。

患者なぜ光って見えるのですか?

医師

眼の中にはゼリー状のどろどろした硝子体(しょうしたい)というものが入っていて、もともと硝子体は網膜とくっついています。卵でいうと、硝子体が卵の白身、網膜が卵の殻の内側の薄皮に相当します。なんらかの原因で網膜が硝子体によってひっぱられると、光ってみえるという症状がでます。これが光視症の正体です。

患者病気によるものではないのでしょうか?

医師

ほとんどは年齢的なものです。個人差はありますが、60歳前後になると、硝子体が次第にちぢんできて網膜からはなれようとする変化が起こります。しかし硝子体はすぐに網膜からはなれるわけではありません。はなれるまでにある程度時間がかかります。その間は硝子体がちぢんでも網膜からなかなかはなれることができないため、結果的に網膜がひっぱられることになり、光視症がおこります(図1)。こうした変化自体は病気ではありませんが、硝子体が網膜からはなれるときに眼底出血をおこしたり、網膜に孔があいて網膜がはがれる網膜剥離(もうまくはくり)をまれに起こしたりします。硝子体が網膜から完全にはなれてしまえば、光視症の症状は消えてしまいます(図2)。

図1 網膜が硝子体にひっぱられると光ってみえる
図1
図2 硝子体が網膜からはなれると光視症はなくなる
図2

患者ほかの病気の可能性はありませんか?

医師

似たような症状に閃輝性暗点(せんきせいあんてん)というものがあります。視野の一部がキラキラしたり、ぎざぎざが見えたり、視野が欠けたりして、30分~1時間程度で治ります。偏頭痛の仲間の症状ですが、頭が痛くならないことも珍しくありません。日中両眼同時に症状が出る場合には、光視症よりも閃輝性暗点の可能性が高いと思います。通常問題ありませんが、繰り返す場合には眼科または内科でご相談していただくのがよいと思います。

患者心配なのですがどうしたらよいでしょうか?

医師

眼底検査を受ければ病気がないかどうかわかりますので、もし心配であれば眼科で眼底検査をうけていただくのがよいと思います。

本文は、NTT東日本関東病院 広報誌「もしもし」2014年7-8月号に掲載された記事を転載しています。

情報提供元 : (C)NTT東日本関東病院
掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。

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