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Vol.048 RSウイルス感染症 お医者さんに相談 医療特集 - メディカルiタウン


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医療特集

Vol.048 RSウイルス感染症

NTT東日本関東病院 小児科 部長 渋谷 紀子

回答:

患者RSウイルス感染症とは、どのような病気ですか?

医師

主として子どもの間で冬に多く流行するウイルス感染症です。聞きなれない名前ですが、実は非常にありふれた病気です。大人や年長児では咳・鼻水の症状だけで終わることが多いため、普通の風邪と見分けがつかないことがほとんどです。しかし、小さな子どもがかかると気管支炎や肺炎を起こし、重症化すると入院が必要となることがあります。

患者小さな子どもとはどのくらいの年齢ですか?

医師

生後6か月未満の赤ちゃんでは重症化しやすいと言われています。はじめは鼻水などの軽い風邪症状ですが、重くなる場合は徐々に咳が悪化し、喘息のようなゼイゼイした呼吸をするようになります。細い気管支が病変となる「細気管支炎」や肺炎の状態になり、呼吸が苦しくなるために、ミルクが飲めなくなったり、呼吸するときに胸がへこむ「陥没呼吸」をしたりするようになります。

患者診断はどのようにするのですか?

医師

発熱やゼイゼイなどの症状や、周囲の流行状況などにより疑います。現在はインフルエンザと同じように、綿棒で鼻汁をとって10分以内に判定できる迅速検査がありますが、保険で検査が認められているのは、1歳未満の赤ちゃんと、慢性の肺疾患や生まれつきの心疾患のある、2歳未満の子どものみです。つまり、RSウイルス感染により重症化しやすい子どもに限られます。

患者何か予防法はあるのですか?

医師

飛沫感染なので、マスク、手洗いなどの一般的な予防法になります。ワクチンが開発されていますが、これも保険で認められているのは、早産児、慢性肺疾患児、先天性心疾患児に限られます。

患者ワクチンの対象でなく、また、検査ができないとなると不安ですが。

医師

なまじ迅速検査などがあると、その結果にとらわれてしまいがちですが、大事なことは、目の前のお子さんの状態です。RSウイルス感染症には抗生剤は効かず、特効薬もありませんが、たいていのお子さんは咳、鼻水の症状だけで治っていきます。お子さんの状態をよく観察して、水分がとれているか、眠れているか、苦しそうな呼吸をしていないかなどを見てください。これはインフルエンザなどについても同様です。同じ病気にかかっても、症状は人それぞれです。薬はお手伝いをするだけで、たいていの場合、治すのは本人の自然治癒力です。お子さんの状態をしっかり見て、必要があればいつでもご相談ください。

情報提供元 : (C)NTT東日本関東病院
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