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Vol.041 今年の冬のウィルス感染症について お医者さんに相談 医療特集 - メディカルiタウン


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医療特集

Vol.041 今年の冬のウィルス感染症について

NTT東日本関東病院 感染対策推進室 室長 熊崎 智司

回答:

患者ノロウィルスとはどんなウィルスですか?

医師

ノロウイルスは乳幼児から高齢者に至る広い年齢層で急性胃腸炎を引き起こすウイルスです。毎年冬季に流行します。潜伏期間(感染から発症までの時間)は10 時間から50 時間です。症状は突然の嘔吐、下痢、腹痛です。

ノロウィルスは小腸に病変を起こします。小腸の上部の胃の蠕動が抑制され、嘔吐が起きることが特徴です。床に嘔吐した場合、ウイルスが床に残り、乾燥しホコリと共に空気中に舞い上がり、これが口に入って感染することがあります。このためノロウィルスの感染力は強く、人から人への2次感染率は30%です。予防策は、手洗いをしっかりとすることです。

患者ノロウィルスは1回かかれば、再感染しないのですか?インフルエンザのようにワクチンはないのですか?

医師

ノロウィルスは、変異が起きやすく、また免疫の持続時間が短いことが知られています。このため同じ人が1年に別な型のウイルスに感染することがあります。ノロウィルスのワクチンは、2011年、鼻から吸入するタイプのワクチンの有効性が報告されました。今後、有効で安全なワクチンの開発が期待されます。

患者ノロウィルスの治療はありますか?

ノロウィルスに有効なお薬はありません。水分と栄養の補給を行いましょう。免疫力の低い小児や高齢者は脱水症状を起こすことがあります。脱水症状がひどい場合には水分の損失を防ぐために病院で輸液を行うなどの治療が必要になります。

患者インフルエンザとはどんなウィルスですか?

医師

インフルエンザウィルスは鼻、のど、気管支といった気道の粘膜に感染を起こします。感染した人は咳をし、飛沫にのって人から人に感染します。インフルエンザウィルスは、ノロウィルスと同様に変異が起きやすいことが特徴です。このため、変異したウィルスによる周期的な流行がみられます。毎年、インフルエンザワクチンの接種を受けましょう。

患者インフルエンザの感染対策はなんですか?

医師

インフルエンザの感染対策は、咳エチケットと手洗いの励行です。咳エチケットとは、

  • ①咳、くしゃみをする時は、テッシュなどで口や鼻を押さえ、他の人から離れてする。
  • ②鼻汁、痰などがついたテッシュなどは、ゴミ箱に捨てる。
  • ③咳をしている時にはマスクを着用する。

の3つです。

ノロウィルスもインフルエンザウィルスも一番大切な対策は、手洗いの励行です。石鹸と流水で手を頻繁に洗ってください。手洗いを常に行う習慣をつけておきたいものです。

本文は、NTT東日本関東病院 広報誌「もしもし」2013年3-4月号に掲載された記事を転載しています。

情報提供元 : (C)NTT東日本関東病院
掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。

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