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Vol.035 インスリン注射 お医者さんに相談 医療特集 - メディカルiタウン


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医療特集

Vol.035 インスリン注射

NTT東日本関東病院 糖尿病・内分泌内科 部長 林 道夫

回答:

患者インスリンを打つと糖尿病が治る、と聞いたのですが?

医師

膵臓から出るインスリンというホルモンの働きが十分でないと血糖が上がって糖尿病になります。血糖を下げるためにインスリンを注射することは、昔から行われていた糖尿病の治療法ですが、「糖尿病が治る」という表現は誤解を招くところがあります。

患者「血糖が下がる」ということと「糖尿病が治る」ということは違うのですか?

医師

インスリンの注射で血糖が下がるといっても、それは患者さんが食事や運動に注意してご自身で健康管理をしていただける場合の話です。「インスリンを注射しているから何を食べても大丈夫だろう」「インスリンを注射しているから運動なんかしなくても大丈夫だろう」と勘違いすると、インスリンがだんだん効かなくなって血糖が下がらなくなるばかりか、体重が増えて肥満が悪化したり、心筋梗塞や脳梗塞の原因になる動脈硬化が悪化したりする危険性もあります。

患者それでは、インスリンはできるだけ打たないほうが良いのですか?

医師

インスリンを注射して血糖が下がり、自分の膵臓でインスリンを作る能力が回復してゆく患者さんもいるので、インスリンがとても役に立つ注射薬であることは間違いありません。糖尿病患者さんにとり一番良くないことは血糖が高いままにしておくことですから、血糖を下げるためにインスリン注射が必要であれば、インスリンを上手に使って血糖を下げることはとても大切なことです。ただしそのためには、食事や運動など日々の生活の摂生を十分に気をつけていただいたくことが大事です。せっかくのインスリン注射を活かすためにも、基本となる食事療法、運動療法をしっかりお願いしたいと思います。

患者インスリン注射を始めるには入院しなければならないのですか?

医師

インスリン注射にはさまざまな種類があり、患者さん一人ひとりにあった注射のやり方があります。忙しくてなかなか入院できない、というかたでも、外来で看護師がインスリン注射のやり方を説明して注射を始めることもできます。血糖をきちんと下げて、眼や腎臓、動脈硬化などの合併症を予防するために、インスリンを上手に使っていただきたいと思います。

本文は、NTT東日本関東病院 広報誌「もしもし」2012年3-4月号に掲載された記事を転載しています。

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