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Vol.029 薬剤溶出性ステントについて お医者さんに相談 医療特集 - メディカルiタウン


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医療特集

Vol.029 薬剤溶出性ステントについて

NTT東日本関東病院 循環器内科 主任医長 山﨑 正雄

回答:

患者薬剤溶出性ステントとは何ですか?

医師

狭心症(冠動脈と呼ばれる心臓の血管が動脈硬化を起こして血管壁の厚みが増し内腔が狭くなり、血液の流れが悪くなった状態)のカテーテル治療に用いられる冠動脈ステントの一種です。冠動脈ステントはステンレスやコバルトクロミウムなどの合金でできた網目状の円筒で、狭くなった血管を拡げるために用いられます。従来型のステントではステント植え込み6ヶ月後くらいに血管壁の細胞が増殖し、血管壁がステントの網目を通して再び厚くなること(再狭窄)が10-20%の頻度で起きていました。この問題を解決するため、ステント表面に細胞増殖を抑える薬剤(主に免疫抑制剤や抗癌剤として用いられている薬剤)を塗って、それがゆっくりと溶け出し血管壁に作用することにより再狭窄を抑えるようにしたのが薬剤溶出性ステント(drug elutingstent;以下DES)です。塗ってある薬剤はステント部位のみに作用し、全身への影響はありません。現在、日本では4種類のDESが使用可能で、これらにより再狭窄の頻度は5%程度に減少しました。

患者DESで治療された場合に気をつけなければいけないことは何ですか?

医師

DESは血管壁にとっては異物ですので、稀に血栓症を起こして突然詰まってしまうことがあります。これを予防するためにアスピリンに加えてパナルジンあるいはプラビックスという抗血小板剤2剤の服用が必要です。2剤服用は基本的には1年間続けられますが、その後の継続については主治医と相談してください。また何らかの理由で服用を中止しなければいけない場合も主治医と相談してください。

本文は、NTT東日本関東病院 広報誌「もしもし」2011年3-4月号に掲載された記事を転載しています。

情報提供元 : (C)NTT東日本関東病院
掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。

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