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Vol.008 全身麻酔とタバコについて お医者さんに相談 医療特集 - メディカルiタウン


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医療特集

Vol.008 全身麻酔とタバコについて

NTT東日本関東病院 麻酔科 医師 松尾 綾子

回答:

患者手術(全身麻酔)を受けるとき、喫煙はどのように影響するのでしょうか?

医師

喫煙によって増える合併症として、肺炎・無気肺などの肺合併症、心筋梗塞・脳梗塞などの心血管合併症、腎機能の低下、手術創※1の感染・出血などの創部合併症、手術後のせん妄※2・混乱などが挙げられます。

患者どのくらい禁煙すれば、影響が少なくなるのでしょうか?

医師

肺の手術を受ける患者さんを対象に行われた研究では、手術前1カ月以上の禁煙が有効であったとの結論が出ており、そのほかの研究などからも、心臓手術以外の手術では1カ月、心臓手術では2カ月以上の禁煙が必要とされています。

患者1カ月未満の禁煙でも効果はあるのでしょうか?

医師

あります。禁煙期間が長ければ長いほど、合併症は減ると考えてください。喀痰(かくたん)※3の減少には2週間、気道の過敏性が改善するには10日間程度が必要だといわれています。そのほか、さまざまな影響が喫煙によってもたらされますが、禁煙期間が長いほど、正常に近づきますので、手術が決定したら、または、手術がなくても禁煙してみようかなと思ったら、すぐに実行してみてください。

  • ※1 創・・・皮膚や粘膜の表面が切り開かれたり、はがれていて、断裂のある状態
  • ※2 手術後のせん妄・・・手術後に出る意識障害で、錯乱や幻覚が起こること。数日~1週間程度で回復する
  • ※3 喀痰・・・痰のこと

本文は、NTT東日本関東病院 広報誌「もしもし」2009年5-6月号に掲載された記事を転載しています。

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