- 文字の大きさ
- 標準
- 大
ここから本文です
病気事典[家庭の医学]
けんさのしゅるい(けんさのながれからのぶんるい)
検査の種類(検査の流れからの分類)
検査の種類(検査の流れからの分類)について解説します。
執筆者:
昭和大学医学部医学教育推進室教授 高木康
検査の種類
検査には、大きく分けて、検査の流れからみる分類と、検査の方法からみる分類があります。
検査の流れからの分類
A:スクリーニング検査
どこか異常な部分がないかどうかを「ふるい分ける」検査を、スクリーニング検査といいます。一般的な外来受診で受ける検査、あるいは定期健康診断や人間ドックでの検査が相当します。通常は、血液検査、尿・便検査、簡単なX線撮影、心電図などがセットされています。
B:精密検査〜確定のための検査
スクリーニング検査で異常が見つかった時は、さらに詳しい検査に進みます。健診や人間ドックでは、とりあえず再検査をするということが多いでしょう。
ここからは、目的をかなり絞り込んだ検査が行われ、場合によっては確認・確定のための多くの検査が追加されることもあります。
C:治療効果の判定のための検査
前述したように、治療の成果を確かめ、今後の治療方針を確認するための検査です。薬の副作用をみるために行う検査もあります。
かかりつけ医をもとう!
通いやすい場所と診療科目から自分に合った医療機関を探してみましょう。
で医療機関を探す

- 検索履歴(場所):
-
臨床検査の基礎知識を読んだ人によく読まれている記事
臨床検査の基礎知識でよく読まれている解説
情報提供元 : (C)株式会社 法研 | 執筆者一覧
掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。