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ライター症候群 病気事典[家庭の医学] - メディカルiタウン


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病気事典[家庭の医学]

らいたーしょうこうぐん

ライター症候群

ライター症候群について解説します。

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ライター症候群の解説(コラム)

 ライター症候群は、欧米では反応性関節炎(はんのうせいかんせつえん)と呼ばれ、「HLA‐B27や脊椎関節症(せきついかんせつしょう)を伴った微生物が関与した関節炎」と定義されています。

 尿道炎(にょうどうえん)のあとに発症する型と、細菌性の下痢のあとに起こる型とに分けられます。どちらの型も無菌性尿道炎、結膜炎(けつまくえん)、無菌性下痢、関節炎を起こします。病気に関係する微生物としては、クラミジア、サルモネラ菌、赤痢菌(せきりきん)、エルシニア菌、カンピロバクターなどがあります。

 尿道炎あるいは下痢が起こってから1〜3週間後に関節炎が現れます。これは数週間から6カ月間続き、一時的に治りますが、しばしば再発します。若い男性で、亜急性の膝関節炎(しつかんせつえん)や足底部・アキレス腱の痛みを伴い、仙腸(せんちょう)関節の圧痛が認められる場合は、この病気を疑います。

 皮膚粘膜の症状としては、無菌性尿道炎・前立腺炎(ぜんりつせんえん)、無痛性の連環状亀頭炎(れんかんじょうきとうえん)、膿漏性角化症(のうろうせいかくかしょう)などが起こります。また無菌性の結膜炎や、虹彩炎(こうさいえん)のため、まぶしさを訴えることもあります。

 合併症として、大動脈弁閉鎖不全(だいどうみゃくべんへいさふぜん)、心臓の伝導障害、IgA腎症、アミロイドーシスなどがあります。

 血液検査では、リウマトイド因子陰性、多くは抗核抗体陰性になります。60〜80%はHLA‐B27陽性になります。尿検査や便検査などでは、培養、核酸の証明、抗体価検索などによって、起炎微生物を突きとめます。X線検査では、仙腸関節や脊椎の変化を調べます。

 治療については、感染がきっかけになる自己免疫疾患のため、抗菌薬は原則的に効きません。ただしクラミジア感染の場合は再発を繰り返すため、テトラサイクリン系薬剤をセックス・パートナーとともに2週間投与します。関節炎の治療は急性期には非ステロイド性抗炎症薬、ステロイドの関節注入、少量・短期間のステロイド内服があります。病気が長引いている場合にはサラゾスルファピリジン、メトトレキサートなどを、皮膚症状にはステロイドの外用を行います。

 通常は、自然に治りますが、約20%の人は慢性持続性の関節炎、脊椎炎(せきついえん)に移行します。

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