病気事典[家庭の医学]
びたみんのはたらき
ビタミンのはたらき
ビタミンのはたらきについて解説します。
執筆者:
東北大学大学院医学系研究科先端再生生命科学教授 菅原 明
ビタミンのはたらきの解説(コラム)
ビタミンは、(1)毎日摂取する必要がある栄養素で、(2)1日100mg以下の微量摂取で十分であり、(3)有機物であり、(4)体内ではほとんどつくられない、と定義されます。
ビタミンは大きく、水溶性ビタミンと脂溶性(しようせい)ビタミンとに分類されます。
水溶性ビタミンには、ビタミン
脂溶性ビタミンには、ビタミンA、D、E、Kが含まれます。
当初は、ビタミンB群の補酵素(ほこうそ)(酵素の作用発現を助ける物質)としての作用が主によく知られていましたが、最近になって各ビタミンが生体内でさまざまな作用をもっていることが明らかになってきました。
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