病気事典[家庭の医学]
かんとんほうけい
嵌頓包茎
嵌頓包茎について解説します。
執筆者:
たけだ泌尿器科クリニック院長
武田光正
治療の方法
治療が遅れて浮腫が強まり、用手的整復が不可能な場合には手術が必要なので、すぐに泌尿器科を受診してください。
まずは用手的に整復を試みます。親指で亀頭を押しながら、両方の人差し指と中指でめくれてはれた包皮をはさみ、元にもどします。
用手的にうまくいかない場合は、絞扼(こうやく)部の包皮を切開し、とりあえずむくみを取る必要があります。むくみが改善してから包茎の手術(環状切開術)を行います。
情報提供元 :
(C)株式会社 法研
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