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男性生殖器の仕組みとはたらき 病気事典[家庭の医学] - メディカルiタウン


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病気事典[家庭の医学]

だんせいせいしょくきのしくみとはたらき

男性生殖器の仕組みとはたらき

男性生殖器の仕組みとはたらきについて解説します。

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解説(概論)

男性生殖器の仕組みとはたらきは、子孫を残すための男性側の仕組みといえますが、理解のためのキーポイントは、

(1)男性生殖器は、精子を作り成熟させ、またその通り路であり、体外へ出す仕組みである。

(2)男性生殖器は、尿路系(腎臓で尿が作られ体外へ出す仕組み)へとつながる。したがって、病気の症状や広がりも腎・尿路系とオーバーラップ(重なり合う)することが多い。

(3)男性生殖器の仕組みとはたらきは、男性ホルモンに左右される。

の3つです。ちなみに女性の生殖器は、卵子を作り女性ホルモンに左右されます。尿路系とは直接はつながっていませんが、ごく近い関係にあります。通常、男の赤ちゃんは成人男性と同じ仕組みと外見をもって生まれてきますが、生殖器としてのはたらきはもっていません。男性ホルモンの値が体内で高くなってくる思春期以降にそのはたらきをもつようになり、通常は老年期を迎えてもはたらきはもち続けます。

図1 は男性生殖器を示しています。まず精子は精巣(せいそう)で作られ、ある程度成熟します。精巣はかつて 睾丸(こうがん)といわれていましたが、近年では女性の卵巣(卵子が作られる)に対して、精巣と呼ばれるようになりました。精巣は、左右の陰嚢(いんのう)のなかに1個ずつあり、白い厚い膜に包まれ、縮れた糸状のものがぎっしり詰まっています。顕微鏡で見ると、この糸状のなかはひとつの管になっていて、この管の内腔で生殖細胞から精子が作られています。

作られた精子はさらにこの管のなかを通って、精路とも呼ばれる精子の通り路に出ます。精巣を出た精子はまず細い網目状の管を伝って精巣上体(副睾丸)に入ります。精巣上体は、精巣の側面についている束状のところですが、このなかも細い管でできており、精子はこのなかを通ってさらに成熟すると考えられています。成熟した精子は精巣上体の尾部に貯えられます。

精巣上体は精管へとつながります。精管は1本のパイプ状の長いしっかりした管で、精巣から陰嚢の付け根あたりを上行し、下腹部にある腹壁の重なりである鼠径(そけい)管を抜け後腹膜腔(こうふくまくくう)に至り、膀胱の裏側にある精嚢につながります。一方で、先が細くなった射精管(しゃせいかん)となり、前立腺のなかを貫いて尿道に向けて開口します。

精子はこの路をたどって運ばれ、その間にも通り路や精嚢から栄養などを受けて成熟し、活動性を増していきます。これらの液は精液の一部になります。

射精管が通っている前立腺は、膀胱の直下に存在し、精子の通り路である射精管と膀胱からの尿の通り路である尿道が前立腺を貫いており、ここに前立腺液を出します。精子が体外に出る、いわゆる射精時には、精液は精子と精嚢腺の分泌液とこの前立腺液の混じったものになります。前立腺液には精子へ栄養を与えたり、精子を保護する役目があるといわれています。射精管は尿道に向けて開口していますから、精液は尿道を通り 陰茎(いんけい)の先端から出ることになります。

この精子が作られ、体外に出るまでの全経路を男性生殖器と呼びますが、男性の場合、精子の通り路と尿の通り路は一部重なっていることになります。

一方、精子が作られる精巣は男性の生殖機能や体のはたらきを調節する男性ホルモンを出す場所でもあります。精巣で作られる男性ホルモンは、精子のような特別の通り路を通らず、近くで血管内に入り、体の他の部分に作用して男性の体の特徴を出すのにはたらきます。

精巣での男性ホルモンの作用は、脳の近くにある下垂体から出る性腺刺激ホルモンや、さらにその上部にある脳の視床下部から出るホルモンと、脳のはたらきそのものにより調節を受けています。

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