ページ内を移動するためのリンクです

蚕蝕性角膜潰瘍 病気事典[家庭の医学] - メディカルiタウン


ここから本文です

病気事典[家庭の医学]

さんしょくせいかくまくかいよう

蚕蝕性角膜潰瘍

蚕蝕性角膜潰瘍について解説します。

執筆者:

どんな病気か

通常、角膜潰瘍は角膜の中央に起こることが多いのですが、この病気は角膜の周辺部に沿って円弧状に角膜が薄くなるものです。まれですが重症の角膜の病気です(図23)。

原因は何か

角膜を自分の免疫が攻撃する自己免疫疾患(じこめんえきしっかん)のひとつと考えられています。やはり自己免疫疾患である関節リウマチの患者さんに、蚕蝕性角膜潰瘍と同じような状態が生じることがあります。

症状の現れ方

白目のある部分の強い充血と眼痛を生じます。眼痛が強いとされていますが、ほとんど痛みを訴えない場合もみられます。目やにはあまり出ません。

角膜の中央は最初は侵されないので、視力はあまり低下しませんが、進行すると強度の乱視(らんし)や角膜中央のはれを伴ってきて視力が低下します。また、薄くなったところに孔(あな)があくこともあり、その場合は熱い涙が突然出て、視力が急に低下します。片眼のことも両眼のこともあります。

検査と診断

他の自己免疫疾患がないか血液検査を行います。通常の蚕蝕性角膜潰瘍はそれだけで発症し、他の自己免疫疾患を伴いませんが、もし他の自己免疫疾患が見つかれば、それに対する治療が必要になってきます。

関節リウマチで蚕蝕性角膜潰瘍と類似の状態になったものは、「関節リウマチに伴う周辺部角膜潰瘍」と考えられており、蚕蝕性角膜潰瘍とは別とされていますが、両者が本当に別の病気であるのかどうかは、実はよくわかっていません。

治療の方法

この病気は、自分の免疫反応が自分の体を障害している状態なので、免疫反応を抑制するよう副腎皮質ステロイド薬を使用します。点眼では不十分なことが多く、内服などの全身投与を併用します。また多くの例で、治療用のソフトコンタクトレンズを装用します。免疫抑制薬を使用する場合もあります。

重症の場合は薬物療法では不十分で、外科的に角膜潰瘍を生じている部分の結膜を切除し、その部の黒目と白目の境界部に、ドナー(提供者)由来の角膜の表層断片を移植する角膜上皮(かくまくじょうひ)形成術という特殊な手術を行います。

関連項目

角膜潰瘍

蚕蝕性角膜潰瘍の初診に適した診療科目

病院検索の都道府県選択へ遷移します。

眼の病気で処方される主な薬剤を探す

かかりつけ医をもとう!

通いやすい場所と診療科目から自分に合った医療機関を探してみましょう。

iタウンページで眼科を探す

×
検索履歴(場所):

情報提供元 : (C)株式会社 法研執筆者一覧
掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。

セルフメディケーション税制とは

つながるタウンページ会員


ここからフッター情報です

iタウンページ&タウンページコンテンツ
iタウンページコンテンツ

ページはここまでです

ページの先頭へ戻ります