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飲酒 病気事典[家庭の医学] - メディカルiタウン


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病気事典[家庭の医学]

いんしゅ

飲酒

飲酒について解説します。

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お酒の効用

お酒は上手に飲むと、アルコール自体の効用により、健康にプラスになるといった研究報告が各方面でなされています。たとえば、適度の飲酒が血中の善玉コレステロール(HDLコレステロール)を増加させて動脈硬化を防ぐことや、血液の凝固作用を抑制することが報告されています。そのほかにも、適度の飲酒の効果には以下のものがあります。

(1)食欲の増進

アルコールの刺激で胃液の分泌が盛んになり、消化を助けるため、食欲が増進します。

(2)ストレスの解消

ほろ酔い程度の飲酒は、日ごろ、私たちの欲求行動を抑制している理性のはたらきを適当にゆるめてくれます。このため、精神的な緊張から開放され、心がのびのびとして、ストレスの解消につながります。

(3)発想の転換

時には、発想の転換も重要です。ほどよいお酒で新しい考えがひらめいたり、発想を変えることができた経験は多くの人がもっています。

(4)疲労回復

アルコールには、体のすみずみの血管を拡張して、血液の流れを盛んにするはたらきがあり、体内にたまった疲労の元になる老廃物を洗い流してくれます。

適切な飲酒量

適切な飲酒量とは、お酒に含まれているエタノール(アルコール)量でいうと、1日20gです。お酒の種類によってエタノール濃度は異なるので、お酒そのものの適量はそれぞれの種類で計算しなくてはなりません。

日本酒の場合、1合は180ml、アルコール度数は約15%です。エタノールの比重は0・8ですから、1合中のエタノール量は180×0・15×0・8となり、おおよそ22gになります(表18)。同様に計算すると、ウイスキーはダブル(60ml)で約21g、ビール中びん(500ml)で20gです。つまり1日の適量は、日本酒なら1合、ウイスキーならダブル1杯、ビールなら中びん1本となります。

(社)アルコール健康医学協会が、過剰な飲酒による障害を防ぎ、お酒の効用を生かして健康で楽しく飲酒できるような方法として「適正飲酒10カ条」を提案しています(表19)。

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