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非特異性外陰炎 病気事典[家庭の医学] - メディカルiタウン


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病気事典[家庭の医学]

ひとくいせいがいいんえん

非特異性外陰炎

非特異性外陰炎について解説します。

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どんな病気か

カンジダ、ヘルペス、クラミジアなどの特殊な真菌(しんきん)やウイルス以外の、さまざまな雑菌などで生じる外陰炎を非特異性外陰炎といいます。原因により感染性と非感染性に分類されます。

感染性外陰炎の原因としては、ブドウ球菌や連鎖球菌(れんさきゅうきん)、大腸菌、嫌気性菌(けんきせいきん)などの感染があげられます。

非感染性外陰炎の原因としては、帯下(たいげ)(おりもの)、尿や便による汚染、石鹸や薬剤などの化学的刺激、肌着や生理用品(タンポン、ナプキン)などの機械的刺激、アレルギー、内分泌・代謝異常(糖尿病など)などがあります。

非感染性外陰炎は二次感染が起こるために、感染性外陰炎との区別がはっきりしないこともあります。また、腟内の正常細菌叢(そう)が減少し、嫌気性菌が優位になるために腟炎が生じることがあり、これを細菌性腟症(さいきんせいちつしょう)ともいいます。

症状の現れ方

尿や便などによる刺激や、アレルギー性接触皮膚炎(せっしょくひふえん)では、接触部位に一致して掻痒感(そうようかん)(かゆみ)が生じ、発赤、はれ、湿疹などが現れます。腟炎から派生してくる場合の多くは、帯下の増加や悪臭を伴います。

細菌による二次感染を併発すると、毛嚢炎(もうのうえん)として小膿疱(しょうのうほう)を形成し、疼痛を生じることもあります。感染が進行すると、毛嚢周囲炎(もうのうしゅういえん)や皮脂腺に化膿性感染叢(かのうせいかんせんそう)を形成します。疼痛、熱感を伴い、歩行が困難になることもあります。外傷や腫瘍性病変でも炎症を併発することがあり、注意が必要です。

検査と診断

非感染性の場合、外陰炎症状があり、感染性のものが除外された場合にこの病気と診断されます。

原因は問診と局所所見により推定されます。感染性の場合、細菌培養を行い、起炎菌を特定します。

治療の方法

非感染性の場合、治療は原因を除去することです。局所の清潔を保ち、石鹸などの刺激を避けて、温水で1日に2~3回洗浄します。下着は木綿製品を用います。局所には、副腎皮質ステロイド薬や抗ヒスタミン薬の軟膏を塗ります。

感染性の場合、抗生剤を含んだ軟膏の塗布や、抗生剤の内服、腟剤の併用も行います。

病気に気づいたらどうする

前記の症状が現れたら、産婦人科を受診してください。症状や感染の増悪を防ぐために、かゆくてもかかないことが大切です。

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